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・忘れてはいけない、庭野日敬氏の思いを受け継ぐのは私達です。 [インタネット講座「拓塾」]

・忘れてはいけない、庭野日敬氏の思いを受け継ぐのは私達です。

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気が付いていますか、

私達は、知らずに小さな決断を無数に繰り返し、時おり中位の決断を、数回大きな決断を繰り返して、今の立場にいます。

でも過去は変えられない。

しかし、これからは変える事が出来ます。


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これからの、明るい社会づくり運動を支えるのは私達です。

その時に、庭野日敬氏の思いや願いをなおざりにして、

自分のわがまま放題の明るい社会づくり運動にするのか。

それとも、庭野日敬氏の思いや願いを大切にしながら、

時代の流れにマッチした明るい社会づくり運動にするのか。

その事を決めるのは私達です。


その為にも、

庭野日敬氏の思いや願いを学ぼう、

庭野日敬氏の思いや願いを語ろう、

庭野日敬氏の思いや願いを理解しよう、


その事がおろそかになると

自己満足の本末転倒の

明るい社会づくり運動になるから、



その事を、誰かが始めるのではありません。

私が始めるのです。

貴方が始めるのです。

私は庭野日敬氏から、そのように教えていただきました。


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・2020年の庭野日敬氏の開祖記念館の公開講座に参加しましたが、 [インタネット講座「拓塾」]

・2020年の庭野日敬氏の開祖記念館の公開講座に参加しましたが、

立正佼成会甲府教会さんで開祖記念館の公開講座が開催されました。

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私は、開祖記念館の公開講座を思い出すと

明るい社会づくり運動の全国拓塾長をされた佐藤秀裕氏を思い出します。佐藤秀裕氏と最後に分かれたのが、芳澍女学院のホールで開催された開祖記念館の公開講座でした。当日は、大聖堂の食堂で待ち合わせ、昼食を済ませて芳澍女学院のホールに向かいました。会場には、教団の役員方々が数多いました。その後、「じゃー、また」と言って別れました。

その会話が最後になりました。

私の胸中には、佐藤秀裕氏から掛けていただきました、お言葉が常にあります。今は、ままならい日々を過ごしていますが、その志を忘れた事はありません。立正佼成会甲府教会さんでの、開祖記念館の公開講座に参加をさせていただく事により、佐藤秀裕氏の事を深く思い出しました。

その後は、日々の慌ただしいさに追われてしまい、立正佼成会さんの本部にあります開祖記念館まで、わざわざ足を運ぶ事が難しくなり遠のいていました。

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今回の甲府市の甲府教会で公開講座の開催との事を耳にしましたので、数日前より準備して当日を待ちました。そして、当日の朝はなんと3時頃から目が覚めてしまいました。そこで、早めに甲府教会に伺いました。甲府教会に伺いますと広い法座席一杯にイスが並べられている事に驚きました。

「こんなに参加者がいるんだ」と、

また、私は公開講座なので立正佼成会さんの関係者や、その他の宗教団体や外部の方々もお見えになるのだろうと、かってに想像していました。しかし、その後、外部の方の参加者では無く佼成会さんの信者さんの参加との事がわかりましたので、ちょっとがっかりしました。

「何故,外部の方の参加を呼びかけないのだろう」と、不思議に思いました。

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演題は「開祖さま出会いを語る」

入口で、手渡された資料を拝見すると、講師は、森 章司 氏(東洋大学 名誉教授)演題は、「開祖さま出会いを語る」との事でしたの、とっても楽しみに始まる時を待ちました。

私は、森 章司 氏は釈迦の研究を長年されている事は事前の調査で調べていましたので以下の事がとても気になっていました。
〇釈迦像をどのように話すのか。〇その根拠を同様に示すのか。

釈迦の姿や、説いた説法は

釈迦の姿や、説いた説法は、その書かれている経典により変わっています。その経典(翻訳された)は日本国内だけでは無く、釈迦が説法した各地域に点在し、現地の言葉で語られている物が多くありますので、翻訳すらされていない経典も数多くあると聞いています。数か月前に、現地の言葉で書かれていた経典を、フランス語に翻訳され、さらに日本語に翻訳された経典を拝見させていただきましたので、とても、森 章司 氏のお話を楽しみにしていました。

<参考>
〇第七回 現代仏教塾
    「死後・輪廻はあるのか」ユーチューブ.
  https://www.youtube.com/watch?v=sKqiZXo6o4o

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〇企画展
  「お釈迦さまを支えた在家信者たち」
  https://kaisokinenkan.jp/event/exhibition/ 

〇釈尊の生涯と教団の形成史 
  28年間の研究で明らかに
  https://shimbun.kosei-shuppan.co.jp/interview/30355/ 

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森 章司 氏は講演の冒頭に

森 章司 氏は講演の冒頭に、私の疑問点を見事に払拭してからお話を始めて行きました。「釈迦像は、その人の立場により変わって来ます。そこで、論点を整理する意味で、今回は阿含経に掛かれている釈迦像を話して行きます。」と語られて、講演を進めて行きました。

その内容は、森 章司 氏のお人柄を反映した内容で、正直に、かつ率直に、阿含経に掛かれている釈迦像をご自身の考えに基づきお話して下さいました。その内容は、とても見事にお話し下さいました。

森 章司 氏が知る釈迦像は、おそらく講演でお話し下さった内容だけでは無く、私達が知らない様々な姿があるのだろうと推察します。

また森 章司 氏からお話を伺う機会がありましたら、その点を是非伺いたいと思いつつ立正佼成会甲府教会さんを後にしました。

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追伸:
入口でいただきましたリーフレットには、「開祖様との出会いを語る」とされていましたが、講演内容は演題は異なる内容でした。

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今回の演題ですと,きっと多くの方が楽しみに参加をされて来た事と思っています。ですが、言葉には出さなくてもきっと多くの方々が残念に思っています。是非、講師を依頼する段階で、今回の計画を立てる段階で、依頼する講師の方や主催者側で念入りに打ち合わせをしていれば、ような事はなかったと考えています。その事が参加者の方も、亡き開祖様もお喜びになる事と思います。

※ 信者さんの目線に立って下さい。

様々なご苦労が多いと思いますが、真摯な姿勢で、努力を惜しまずに取り組んでいただく事を念願致します。


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・庭野日敬氏の提唱した明るい社会づくり運動の現在の課題とは、 [インタネット講座「拓塾」]

・庭野日敬氏の提唱した明るい社会づくり運動の現在の課題とは、

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私が行いました、明るい社会づくり運動の実態調査から様々な事を教えていただきました。その中には、順調に活動を進めている地域もありましたが、逆にまたそうでない地域もありました。また、順調に活動を進めている地域と、またそうでない地域の中にも、共通点がある事が分かりました。

現状の利点と不利点の解析

明るい社会づくり運動が、今後さらなる飛躍をして行くためには、をする事が必要不可欠になると思います。その為には、現状がどうなっているのかを知る必要があると思っています。現状の把握を行い、現状の分析がしっかり出来ない限り、本当の意味での利点と不利点の解析が出来ません。また、正確な現状の把握や分析が出来ない以上、その為の効果的な対策を講じる事は難しいと思います。

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辛い現実とも向き合わなければならない

その為には、時には辛い現実とも向き合わなければならない事もあると思います。でも、そこから逃げる事無く、前向きに取り組む姿勢を示す事が求められていると考えます。

私の所にお送りいただきましたメールの中に、大変重要な意見をお持ちの方がいらっしゃいました。その方は長年の間、明るい社会づくり運動に携わって来られた方です。また、庭野日敬師の思いを理解し、ご自身の地元で大変に努力された方です。それだけに、明るい社会づくり運動の実態をご自身の目でしっかりと見つめ、現状を把握している方です。そして分析をなされ、課題点からその対策までをしっかりとしたお考えをお持ちの方です。

以下に、ご紹介をさせていただきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~
地区協議会が当面する共通課題
明るい社会づくり運動の組織において、地区協議会が当面する共通課題として、役員やリーダーの高齢化や不足に悩み、世代交代が進まずそのまま組織の活力の停滞を招き、有効な手を打てないまま組織の解散や運動の実態のない地区もでてくるようになった。

停滞を招く原因として
リーダーの意識に大半の理由があるように見受けられる。役員としては会員から会費や協賛会費を募り、運動方針を決めた以上活動をやめるわけにはいかないと考えてはいるが、意識がそれ以上でもそれ以下でもなく活動は一応継続されているが、活動の範囲を広げたり頻度を上げたりといった発展的な取り組みに欠けており現状維持ということになる。

悪循環が生まれくる
したがって、新たなメンバーが加わるチャンスも生まれにくいという悪循環が生まれくる。 さらに「中心となり、下支えするメンバーが不足している」ということについては組織の中でリーダーの育成がうまくいっていないという状況も見えてきます。

従って必然的に、リーダーの世代交代は難しくなります。

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 昭和40年代後半に先駆的リーダーにより、
全国の都道府県を網羅するかたちで上位下達方式に組織化された明社運動は任意団体 ― 法人化 ― 任意団体と組織も変遷してきた。運動提唱者の精神を原点として自治体単位に組織化され、地域に根づいた活動を推進してきているが、どちらかと言えば、「大勢で一緒にやる」エリア型の活動は伝統的に強いが、テーマ型を目指すNPOやボランティアグループのようなNPO型の活動は不得手であった。
従って地域のネットワーク化を目指し法人化されたときには、エリア型活動で進んできた、伝統的組織である明社組織内に、少なからず混乱をきたした。

明るい社会づくり運動が取り組むテーマが
エリア(地縁)型であれ、広域にわたるテーマ型であれ、永年の間、当面している課題解決のための取り組みに没頭するうちに、取り組みそのものを維持することが目的化してしまいがちで、そこには、課題の変化が見えなくなってしまい、柔軟な対応ができず組織の硬直化を招くという、落とし穴があったのではないかと思われる。

特に次世代や若者が参画するような企画が少なく、
組織が新たな課題にチャレンジするエネルギーを得るという大事な側面が欠落している。 課題の変化に対応するという組織の柔軟な取り組みが様々な世代が関わり合う環境をつくることによって可能となるが、次世代との協働をすすめる取り組みが組織の柔軟性を生むことで活動が活性化するということもあるわけです。
従い、テーマ型にせよエリア型にせよ組織の結束が維持されていくには、この点の理解をもとに組織内部の役割分担を明確にして機能のすみわけについて合意を得るということがまず内部の協働力を強めるポイントであると考えられる。

それを課題としてとらえるならば、課題の変化に対応するチャレンジを積極的に行うこと、組織の活動や運営の中に積極的に異世代協働をつくりだすことが大切だということになります。

そして責任ある活動ができるように、研修や養成の機会(人材養成事業)を具体的に用意する取り組みが大変重要です。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしょうか。あなたの心にはどのように響きましたか。

そんな事を行っても・・・・・・・、でしょうか。

庭野日敬氏は「自分達に出来る事から始める事が大切」と言っています。

小さな一歩かもしれませんが、あなたに出来る事から始めましょう。

あなたに出来る事・私に出来る事を通じて、

よりよい明るい社会づくり運動にして行きましょう。

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・一隅を照らす者あれば国の宝なり | インタネット拓塾 [インタネット講座「拓塾」]

・一隅を照らす者あれば国の宝なり | インタネット拓塾

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ありのままに見る習慣を付けよう!

私達は毎日の生活習慣の中で、日々起こってくる様々な出来事をどうしても、日頃の生活習慣や、先入観念で物事を見てしまう傾向にあるようです。おそらく、その方が楽なのかもしれません。


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「以前はこのようにやっていた。」とか、「おそらく、こうではないだろうか。」、「誰々がこう言っていた。」

また、「新聞やマスコミ報道がこのように言っていた。」その事が、事実なのか、そうでないのかを確かめる事なく、日頃の生活を送ってしまうようです。


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私は以前、明るい社会づくり運動 全国拓塾の入塾式の時に、佐藤秀裕氏のおしゃった言葉を忘れる事がありません。佐藤秀裕氏は、「これから全国拓塾で行われる研鑚を鵜呑みにしてはいけない。自分自身の眼で確認し、咀嚼し、自身の物にしなくてはいけない。」と。

私達の身の回りには、様々な出来事が起こって来ます。日々、起こって来る出来事を、自身の憶測や先入観念で見る事を一時休止して、「ありのままに見てみる。」その事がとても大切だと思います。


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例えば、

〇インフルエンザの感染状況はどのような報道されてるとうりなの。(真実と事実の違いとは?)

〇インフルエンザの感染状況はいったいどこまでが安全で、どこからそうでないの。(その根拠は?)

〇インフルエンザの感染を本当はどうしたら防げるの。(試験デタ-はあるの?)

〇インフルエンザの感染状況の保障の負担を、本当は最終的には誰が負担するの。
      (本当の負担は、 国 ・ 国民 ・ 企業 、いったい誰だろう?)

〇インフルエンザの感染状の安全を必死に確保しようとしている人たちがいる事忘れてはいけない。

〇インフルエンザの感染を本当に終息出来るの。

〇インフルエンザの感染のワクチンはどこまで効果があるの。 tec

一歩、その眼を転じて、今までとは、視点を変えて見る事はとても大事な事です。

私達は、現状を出来るだけ正確に把握し、自分自身の眼で確認し咀嚼し、自身の物にしなくてはいけない。

そして、「私自身に何が出来て・何が出来ないのか」を己自身に問い、「自身に出来る事を始める」、そこが大切なポイントだと考えています。


「一隅を照らす者あれば国の宝なり」


自分なりに「今出来る事を、真心を込めて繰り返して行く。」


こんな気持ちで日々努力しいく事が大切になります。

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・庭野日敬師の考えていた明るい社会づくりとは何か、 [インタネット講座「拓塾」]

・ 庭野日敬師の考えていた明るい社会づくりとは何か、

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以前、庭野日敬師からこんな事を教えていただいた事を思い出します。

物事が成就するのには、「天の利・時の利・人の利」が揃わないと、なかなか物事が成就しない事を。

ですので私は、それぞれの方々がお互いの目標に向かって、精一杯の努力が、出来たのか・否かを問う事が大切だと思っています。

そして、お任せをして依頼をすべきところはお願いをし、自身ですべきところはキッチリと、精一杯の努力をする事が大切です。

すると、「物事の結果は、後から付いてくる物だ。」と考えています。

もし、私達のしようとしている事が本当に大切な事で、「天の利・時の利・人の利」が揃わないとすると、時を待つゆとりも、とても大切なポイントであります。


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ところで、明るい社会づくり運動について、庭野日敬師は以下の事をおしゃっています。

あなたには、どこまでの事が理解出来ますか。またどこまで実践出来ますか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

最近、いい言葉を学びました。

アメリカへ出かけた折、

ホテルで読んだ山田無文老師のご本に、

臨済の教えが出ておりました

「無位の真人」いう言葉ですが、

なるほど昧わいのある、いい言葉だと思いました。


だれもが自分は凡夫なんだ、

と決めてかかっている世の中ですが、

それを自分には何の位もないが、

われこそ真の人間なんだという

自信に変えていったら、

それだけでも世の中は明るくなるはずです。


また、それを説くことによって、

集まってきた人たちに、

参加を呼びかけていく場所をつくることができれば、

第一段階の成功といっていいでしょう。

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むろん、この運動を

立正佼成会のためにしようとする気持ちはありません。


第一、宗教協力といった言葉一つにしても、

ただ教団を大きくしたいというだけのことなら、

無駄なことです。


協力し合うからには、

他の宗派の人たちに向かって、

「あなたのところより、

うちの教団のほうがいいからいらっしゃい」とは

言えるわけがありません。


明るい社会づくり運動も同じです。


ところで、「国民皆信仰」は、

新宗達がめざす四つの柱のうちの一つですが

この目標を果たすためには、

なんらかの形で、

これが宗教者の生き方だという行ないも

見ていただきたいし、

話も聞いていただきたい、

と私はかねがね考えていました。


それに沿って提唱してきたのが、明社運動です。


また、そうしてお互いが相手を尊重し合って、

仏性を拝みながら協力していけば、

この世の中はたちまち極楽になると確信しています。

(中略)

この世を極楽にするもしないも、

心の置きどころ一つですから、

集まってくる人びとが

真の人間になれるか、

なれないかによって、

それが決まるのです。  
    


 (昭和53年・11付・機関誌「佼成」)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



いかがでしょか。

あなたにはどのように響きましたか。

それそも、あまり響かなかったでしょうか。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

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・庭野日敬氏の提唱した明るい社会づくり運動はなぜ必要なのか ! [インタネット講座「拓塾」]

・庭野日敬氏の提唱した明るい社会づくり運動はなぜ必要なのか !

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庭野日敬師の著書の「仏教のいのち 法華経」を久しぶりに、拝読させていただきました。

庭野日敬師の著作物は、凡夫である私達に実に丁寧にわかりやく、お話して下さっている事に、いつもながら敬服しながら読ませていただいています。

今回は、以下の箇所が特に眼にとまりましたのでご紹介させていただきます。


特に、難しい事をおしゃっている訳ではありませんが、明るい社会づくり運動にとっては、とても大切な事を述べていると思います。

あなたの心には、どのように響くでしょうか。

その響きを感じて見てください。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


個人は社会とつながっている

仏教のいのち法華経(P46~49)より



ところで、個人の心の善し悪し・高さ低さ・美しさ醜さは、

外部とぜんぜん関係のない事がらでしょうか。

理屈は抜きにして、

あなた自身の家庭や、交友関係や、職場など、

身近な世界の問題として考えてごらんなさい。


あなたの両親や兄弟姉妹の心の暖かさ・冷たさが、

あなたにとっては全く無関係な事がらですか。

あなたの上司・同僚・友人などの心の美しさ・醜さが、

あなたとぜんぜん没交渉の事がらですか。

もちろん、答はノーでありましょう。


今、わたしとこの紙面で交わした問答によって、

あなたは、いつもはあまり意識していなかった

(身近の人たちの心のあり方と、

自分自身の人生とのつながり)を、

ハッキリ意識されたこととおもいます。


それならば、そういった意識を、

もう少し広く世間へ広げていってごらんなさい。

たとえば、

あなたの家の隣近所の人たちの気だて、

あなたが買物をする店の主人や店員の精神、

あなたが乗るバスや電車の運転手の心がけ、

そういったものが、

あなたの人生となんらかかわりがないかどうか。


もっと大きくいえば、

地方目治体の役人・議員や、

国の政治をつかさどる首相・各省大臣や、

国会議員などの魂のありようが、

あなたの人生となんらのつながりがないかどうか。


さらに考えを広げれば、

会ったこともない他国の人びと、

たとえば毛沢東、コスイギソ、ニクソン、ドゴールという人たちの

精神の方向が、あなたの運命と全くかかわりがないかどうか。

答えは、自明のことでしょう。


この世に生きとし生けるものは、

どこかで必ずつながりをもっているのです。

ぜんぜん他と孤立して存在しているものは、

ひとつもありません。

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この道理を仏法では〈諸法無我〉というのですが、

とにかくこの道理に目ざめてみれば、

自分ひとりだけが心のしあわせを得ても、

ほんとうに幸福にはなりえないのだということが、

はっきりわかってくるはずです。


早い話が、

あなたが今の瞬間においては

幸福感を味わっていることができても、

さまざまな天災や人災は遠慮なく

空から、海から、川から讐てきますし、

一歩外へ出れば交通戦争の修羅のちまたです。


犯罪者は、いつ、どこであなたの

生命・財産をねらってくるかわかったものではありません。

最大の脅威は、核戦争です。万一これが始まれば、

あなたの今の幸福などは木っ端微塵に吹き飛ばされてしまいます。

そこで、あなた自身・あなたの家族・あなたの子孫が、

ほんとうに幸福になるためには、

どうしても社会全体・世界全体を変えなければならないのです。


それも、政治のやり方や社会の体制をどう変えてみたところで、

その効果はほんの表面的なことにすぎず、

人間の心を根本から改めないかぎり、

ほんとうの救いに達することはできません。


たとえば、

老人保護施設の完備している

欧米諸国の老人が必ずしも幸福ではなく、

どちらかといえば家族の庇護に任せられている

日本の老人のほうが幸福である事実が、

その片りんを物語っているのです。


~~~~~~~~~~~




私は最近、自分自身が「生きている」と言った実感よりも、

どなたかに、

「行かされている」と言った実感が強くなっています。

「日々 新たに」

お互い様に、

様々なご苦労があると思いますが

精進・努力して行きたいと思います。


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・今、明るい社会をつくる為に求められるリーダーとは! [インタネット講座「拓塾」]

・今、明るい社会をつくる為に求められるリーダーとは!

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こんばんは。[ぴかぴか(新しい)]

春らしい陽気になって来ましたが体調はいかがですか。

季節の変わり目は三寒四温と言います。

また、気温の変化が大きい季節とも言えます

こんな季節は体調に気を付けながら、素敵な日にしていきましょう[るんるん]


私は明るい社会づくり運動の全国拓塾で、教えていただいた事の中で印象に残っている事に中に「リーダーのあり方」があります。

リーダーのスタイルの中には色々な形がありますが、リーダー自身が先頭に立って引っ張って行くタイプではなく、リーダーの本来の役目・役割は、「メンバーの方々が本来の目的や活動をしやすい環境をつくり出して行く事である。」と、全国拓塾の様々な研鑽の中で教えていただきました。

この事を、私自身は現在でも心に刻み、事あるごとに実践を心がけています。

 「どうしたら、
 会員やスタッフの方々が喜びや、
 やりがいを持って活動していただけるのか。」

 「私の目の前にいる方に、
 元気で活動していただく為には、
 私はどのように動けばよいのだろうか。」

たえず考えていますと、不思議と良いアイデアが浮かんで来るので、

私は現在でも、とても良い事を教えていただいと感謝しています。

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そのような事を思っていましたら以前、佐藤秀裕氏が執筆された「リーダーの条件・自己を見つめ、他人を見つめ、未来を見つめよう」の原稿を発見しました。

20年近く前の物ですが、現在、どなたが読んで頂いても充分に対応出来る素晴らしい内容だと思っています。

但し、著作権がありますので佐藤秀裕氏の奥様にご了解をいただいた後に、
ホームページに掲載をしています。

 ⇒  http://www.meisha.me/leader.html

現在、すでにリーダーの方や将来リーダーになる方には是非読んで頂きたいと願っています。


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・明るい社会づくり運動のさらなる発展の為には不可欠の事とは、 [インタネット講座「拓塾」]

・明るい社会づくり運動のさらなる発展の為には不可欠な事とは、


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こんばんは。[ぴかぴか(新しい)]

今日もお疲れ様でした。

今日は春のような温かい一日になりました。

2月も半ばになりますと、寒さの中にも春の香りを感じる事があります

日々の生活に追われていますと、気が付きませんが、春はすぐそこまで来ているようです

体調に気を付けながら素敵な一日にしていきましょう。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


私が行いました、明るい社会づくり運動の実態調査から様々な事を教えていただきました。

その中には、順調に活動を進めている地域もありましたが、逆にまたそうでない地域もありました。また、順調に活動を進めている地域と、またそうでない地域の中にも、共通点がある事が分かりました。

明るい社会づくり運動が今後さらなる飛躍をして行くためには、現状の利点と不利点の解析をする事が必要不可欠になると思います。

現状の把握の必要性

その為には、現状がどうなっているのかを知る必要があると思っています。

現状の把握を行い、現状の分析がしっかり出来ない限り、本当の意味での利点と不利点の解析が出来ません。また、正確な現状の把握や分析が出来ない以上、その為の効果的な対策を講じる事は難しいと思います。

その為には、時には辛い現実とも向き合わなければならない事もあると思います。

でも、そこから逃げ事無く、前向きに取り組む姿勢を示す事が求められていると考えます。

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現場の生の声を聞いてください!

私の所にお送りいただきましたメールの中に、大変重要な意見をお持ちの方がいらっしゃいました。

その方は長年の間、明るい社会づくり運動に携わって来られた方です。

また、庭野日敬師の思いを理解し、ご自身の地元で大変に努力された方です。

それだけに、明るい社会づくり運動の実態をご自身の目でしっかりと見つめ、現状を把握している方です。

そして分析をなされ、課題点からその対策までをしっかりとしたお考えをお持ちの方です。

以下に、ご紹介をさせていただきます。


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~~~~~~~~~~~~~~~

現場の報告書より

 明るい社会づくり運動の組織において地区協議会が当面する共通課題として、役員やリーダーの高齢化や不足に悩み、世代交代が進まずそのまま組織の活力の停滞を招き、有効な手を打てないまま組織の解散や運動の実態のない地区もでてくるようになった。

停滞を招く原因としてリーダーの意識に大半の理由があるように見受けられる。

役員としては会員から会費や協賛会費を募り、運動方針を決めた以上活動をやめるわけにはいかないと考えてはいるが、意識がそれ以上でもそれ以下でもなく活動は一応継続されているが、活動の範囲を広げたり頻度を上げたりといった発展的な取り組みに欠けており現状維持ということになる。

したがって新たなメンバーが加わるチャンスも生まれにくいという悪循環が生まれくる。

 さらに「中心となり、下支えするメンバーが不足している」ということについては組織の中でリーダーの育成がうまくいっていないという状況も見えてきます。

従って必然的に、リーダーの世代交代は難しくなります。

 昭和40年代後半に先駆的リーダーにより、全国の都道府県を網羅するかたちで上位下達方式に組織化された明社運動は任意団体 ― 法人化 ― 任意団体と組織も変遷してきた。

 運動提唱者の精神を原点として自治体単位に組織化され、地域に根づいた活動を推進してきているが、どちらかと言えば、「大勢で一緒にやる」エリア型の活動は伝統的に強いが、テーマ型を目指すNPOやボランティアグループのようなNPO型の活動は不得手であった。

従って地域のネットワーク化を目指し法人化されたときには、エリア型活動で進んできた伝統的組織である明社組織内に、少なからず混乱をきたした。

 明るい社会づくり運動が取り組むテーマがエリア(地縁)型であれ、広域にわたるテーマ型であれ、
永年の間、当面している課題解決のための取り組みに没頭するうちに、取り組みそのものを維持することが目的化してしまいがちで、そこには、課題の変化が見えなくなってしまい、柔軟な対応ができず組織の硬直化を招くという落とし穴があったのではないかと思われる。

特に次世代や若者が参画するような企画が少なく、組織が新たな課題にチャレンジするエネルギーを得るという大事な側面が欠落している。

課題の変化に対応するという組織の柔軟な取り組みが、様々な世代が関わり合う環境をつくることによって可能となるが、次世代との協働をすすめる取り組みが組織の柔軟性を生むことで活動が活性化するということもあるわけです。

従い、テーマ型にせよエリア型にせよ組織の結束が維持されていくには、この点の理解をもとに組織内部の役割分担を明確にして機能のすみわけについて合意を得るということが、まず内部の協働力を強めるポイントであると考えられる。

それを課題としてとらえるならば、課題の変化に対応するチャレンジを積極的に行うこと、組織の活動や運営の中に積極的に異世代協働をつくりだすことが大切だということになります。

そして責任ある活動ができるように研修や養成の機会(人材養成事業)を具体的に用意する取り組みが大変重要です。

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いかがでしょうか。

とても、貴重なご意見をいただきました。

私は、このような声を真摯に受け止めて、握りつぶしてはいけないと考えています。


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・庭野日敬師のごあいさつー明るい社会づくり運動 第十回総会にて [インタネット講座「拓塾」]

・庭野日敬師のごあいさつー明るい社会づくり運動 第十回総会にて

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庭野日敬師は、平成元年4月26日に開催されました、明るい社会づくり運動 全国協議会の第十回総会のごあいさつで、以下のお話をされています。

今回は、私の余計な注釈はなしで、このブログをご覧いただいている皆様と一緒に、庭野日敬師のごあいさつの内容を噛みしめて見たいと思います。


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明るい社会づくり運動 全国協議会の第十回総会


本日は明るい社会づくり運動の十回目の総会がこうして開かれましたが、

私は、あちこち飛んで歩いておりまして提唱したということだけで、

何のお役も、お手伝いもできないでおりました。


しかし、本日伺ってみまして、

井探先生を会長さんにいただいて、

非常に充実した、

素晴らしい明るい社会づくり運動が全国的に進められていることを知り、

ご参集の皆さまはじめ、

全国で活躍してくださっている方々に

本当に心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。

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人材をつくるためには期間をかまわず、

永遠の努力をしなければならないことだと思います。

こういう人材をつくるということになりますと、

どなたか熱心な方がやってくださるというようなことにならないと、

なかなかできないことだと思います。

これからも皆さまのお力で、

どうか、その方の積み重ねをお願い申し上げたいと思います。


最近になって私は比叡山にまいりました。

日本の仏教の母山といわれる比叡山を興しました

伝教大師さまのおそばにいらっしゃる

お座主さま(山田恵諦猊下)が、

始終なにかの際に引用されます言葉に、

「忘己利他」「自分を忘れて他に利益を与える」というお言葉があります。

私どもが他に利益を与、えるということは、

自分を忘れなければできないことだと思います。


そういうご緑でお座主さまの説法を聞いていますと、

本当にいきいきとした感じがいたしまして、

いつも素晴らしいお座主さまの人格に触れたことによって

自分の心がさわやかになる、やすらぎを得る、

そういう感じがいたします。

そのようなことで先般私どもの平和賞(第六回庭野平和賞)を、

お座主さまに受けていただくということが、

ようやく実現したわけでございます。


ところでお座主さまは、

伝教大師の「悪いことは永く続かないものである。

良いことは永くつづくものである」というお考え方を

ずっともっておられる。

伝教大師さまが比叡山を開創されましてから一昨年で

一二〇〇年になりました。

一二〇〇年の間永遠のともしぴ(不滅の法燈)の火が

消えないでずっと続いているわけです。

この永遠のともしびが永く続いていること自体が

素晴らしいことなのです。


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これがもし世界宗教者平和会議のような所でつながるならば、

という願いをもっていましたところ、

ローマ法王さまが昭和六十一年十月、

アッシジにおいて世界の宗教者の方々と共に、

世界平和の祈りをしようということを呼びかけられました。

その時にはお座主さまは、

アッシジまで九十二歳のお年で参加されました。

その翌年には、比叡山での宗教サミットを主宰され、

また本年は、比叡山サミットの精神を

今度はWCRPの第五回目オーストラリアでの会議(メルボルン)に

持っていくということになりました。

ところで具体的に「火」をもっていくのは大変困難をことで、

どのようにして持っていかれたかと伺いますと、

「比叡山のともしびをカイロ灰にうつし、

それをそっと肌身離さず持っていってくださった」ということでした。

そして、むこうにまいりますとペンマン大司教(聖公会)さまが、

今度の開催国の共同議長として

オーストラリアの宗教者をまとめていただいたわけですが、

この方が、持ってまいりましたともしびを

「永遠に私どもが守ります」ということで、

奥さまと二人で引き受けてくださったわけでございます。

そういうことで私共も、長く続けていくということは大変なことだと、

つくづく思わせていただいたところでございます。

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私共の信奉している法華経でありますが、

法華経の一番有り難いところは何処かといえば、

十六番の如来寿量品という所で「如来の寿命は永遠である」と

説かれているところであります。

そこで、永遠の生命の尊さと同じような意味において、

天台宗のお座主さまがその象徴であるともしぴを、

そのまま自分で持ってオーストラリアまで行って、

メルボルンで大司教さまにお渡しし、

その真心をたんたんとお話しをくださっているうちに、

大司教さまご夫妻が

「これは永久に私どもが自分の生命をかけてお守りさせてもらいます」 

こう受けていただいたということで、

お座主さまのお気持ちは、

具体的に世界の場に伝わって行ったわけでございます。


そのように、いいことを続けるためには、

私達の考えを継いでいってくれる

次の世代の方をつくらなければ続かないわけであります。

そういう意味におきまして、まず自己をつくり、

そこで明るい社会づくり運動の精神を自分もそれを行じ、

そしてまた次の者にその精神を伝える。

そういう考えが広まるということは、

大変素晴らしいことであると思うのであります。

そういう点でも、今日まで各都遺府県の会長さん方が

このように揃って運動を実施していただいている。

こういうことは非常に素晴らしいことだと思うのであります。


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私は今年また、

日宗達(日本宗教連盟)の理事長を仰せつかっているのでありますが、

一九六九年にもちょうど私が当番でありましたので、

その時「私は今度日宗達の理事長という使い走り役をおおせつかりまして、

来年度は世界宗教者の平和会議を日本の京都で行なうことになりました。

これにご協力をお願いしたい」ということで、

まず高野山に行きますと、過去に何かありますとき、

宗派などが違いますと多少びったりしない所があって、

どなたに会っても、

なかなか容易でないことが多かったわけでありますが 

高野山の方が「君の所は新しいだけに、

君が会長で始めた時から他宗教を別物と考えない。

全く偏見がなくやっていることは私も認めている。

君がやるのがどなたがやるよりも皆さんが協力しやすいのではないか。

うちだけは心配なしだよ。力いっぱい後押しするから、

真剣にやってください」と励ましてくださいました。

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次に、翌日比叡山に行きますと 

「この山は汚れのない山だ。

日本のお祖師さまはこの山から生まれたのだ。

私たちも伝教大師さまの精神を貫いてずっと来ている。

世界平和のためにやるならば、

協力するから全山を世界平和のために自由に使ってください」という

お言葉をいただきまして、

むしろ私どもが今まで新しい宗教、古い宗教などというような

こだわりを持っていたのではないか、

古くから長年つながっている方々は、

非常に尊い人格を持っていらっしゃって、

私どものそういう考え方は無い、

と知って比叡山に行ってよけい安心をいたしました。

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三日目には伊勢神宮にまいりました。

そして前の徳川宗敬大宮司さまの所に行きましたら

「ほうぼうのお寺さんもそういうことをやるならば、

伊勢神宮もそのことに賛成します。そのかわり来年に遷宮式があります。

次の遷宮式にあなたも参列してください」と、

こういうお言葉をいただいたわけです。

ということで三五〇人ほどの神職さんと一緒に、

遷宮式のご神体の車のすぐ後の所に私の立つ場所がありまして、

行列に従ってその遷宮式に参列しました。


私はなぜか不思議な因縁だなと思いますのは、

一昨年の比叡山がちょうど開創一二〇〇年ということです。

そして十五~十六年前になりますが

、伊勢神宮の遷宮式が六〇回日ということは、

一二〇〇年目の遷宮式にはからずも、

私は大宮司さまから参列してくださいといわれまして、

お仲間に入れていただいた。

そういうようなことで一二〇〇年という年の巡り合わせが、

仏教の伝わる所からも来たり、

それより前にすでに

神道の方の一二〇〇年目の遷宮式にお仲間にさせていただいたり、

そういうようなことを通して、

神さま仏さまが

正しいことは永く持続させなければいけないのだということを、

逆に教えてくださっているような気がするのであります。

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私どもの日本の神道「八百万の神」ということは、

あらゆる所、形のある所にはみな神様が宿ってなさる。

仏教で言うと、これは仏性であるといわれますが、みんな弘子なんだ。

仏心はみんなもっているのだ。

仏さまの方からしては「仏の子だ。仏の子だ」と言おうとして、

法華経ではそれを明らかにしている。

そういう意味で「仏さまの子だ」とおっしゃっているのに、

われわれは凡夫だといって、

欲を捨てないで、いろいろの面倒を自分で作っている。

欲を捨てて忘己利他で自分を忘れて、

人さまのために益を与えるようにしようという、

こういう考えになれば、伝教大師さまと同じようになれる。

それは八百万の神を祀るという神道の精神であると私は思っている。

神さま仏さまというのは目に見えないけれども

「いつでも仏さまは、おまえの側にいるよ。

おまえには見えないけれども、神さまはいつでも側にいる」と

おっしゃっているわけです。


そういう意味で神さま仏さまを

いつも心の中に描いて明るい社会づくり運動をすれば、

神仏のご加護によってうまくいくのではなかろうか。

そしていろいろな形で人格的にも、哲学的にも、

心の中に一つの宗教を持って世の中を明るくする、

永遠の生命の尊さと世界の平和を願うというようなことも、

同じょうなことではないかと、

そんなふうに考えさせていただいたわけでございます。


このように私は今日一〇回目の総会に伺いまして、

これだけの素晴らしい方が全国からお集まりいただいておりますが、

皆さま方のご協力またご精進に心から厚く御礼を申し上げます。

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そして私の今考えている心境を

正直に皆さんの前に披歴をさせていただきました。

自分では宗教協力ということを言葉に出していながら、

ややもすると心の中にこだわりがあるのでございます。

世界宗教者平和会議というものを通じて宗教団体を訪問してみますと、

偏見のない日本の偉大なる指導者の方々がいらっしゃる。

この幸せを感じて、

およばずながら一生懸命やらせていただいておるわけでございます。


五年に一度の当番で、

今年は四回目の理事長(日宗達)をやらせていただくということに

なっているわけでございます。

どうか皆さま方のご支援をいただいて、

私も努める場所を間違いなく努めさせていただくよう、

ご支援のほどを重ねてお願い申し上げまして、

今日のご挨拶に代えさせていただきます。


(要旨:平成元年4月26日)

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・庭野日敬氏の提唱した世界宗教者平和会議と明るい社会づくり運動(2) [インタネット講座「拓塾」]

・庭野日敬氏の提唱した世界宗教者平和会議と明るい社会づくり運動(2)

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「明るい社会づくり運動と世界宗教者会議は、車の両輪ですよ。」

この言葉を、私に事あるごとに繰り返し言って下さったのは、

元・世界宗教者平和会議(WCRP)の初代事務局長をなさった大島浩之氏(故人)でした。


大島浩之氏(故人)は、

庭野日敬師がカトリック第2バチカン公会議に招待され、

教皇パウロ六世に謁見したときの感動から、

世界のすべての宗教を網羅し、

全宗教者が平和のテーブルに着く世界会議の開催を願って奔走し、

世界宗教者平和会議(WCRP)を軌道に乗せる時の事務局長をなさり、

後に、明るい社会づくり運動事務局長をなさり、

皇太子殿下並びに妃殿下(第六回明るい社会づくり運動全国大会)、

常盤宮殿下並びに妃殿下(第七回明るい社会づくり運動全国大会)など、

明るい社会づくり運動に皇室をお迎えするなどの尽力を尽くし、

庭野日敬師の心情をよくご存じの方の一人でした。


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庭野日敬師は大島浩之氏(故人)との対談でも、以下の事を述べています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

庭野日敬師-

 今から約三十年前というと、

日本人がエコノミックアニマルと書われ始めたころじゃなかったかな。

経済発展ばかり考えて宗教や倫理を無視する人たちというので、

ある外国の政治家がそのように呼んだと聞いています。

外国へ行きますと、

日本のことを「背骨のない巨人」とか、いろいろな呼び方をしている。

だからWCRP(世界宗教者平和会議)の

基礎固めに走り回っているうちに、

これは足元の日本もしっかりしなければ-というのが、

そもそもの動機といえるかもしれません。

加えて日本人は、宗教を堅苦しいものと感じているんです。

ただ、宗教には参加しにくいが、

明るい社会づくりなら気楽に参加できるというところがある。

つまり、すべての国民がそれぞれの信念や信仰の本義に目覚め、

それに基づく生き方で思いやりのこもった

心豊かな社会をつくっていくのが究極の願いです。

そこに行く道として明社運動が始まったわけです。

例えば、県知事なら、

明るく住みよい県をつくりたいという理想がある。

それと同様に、私たち宗教者もお互いに手をとり合い、

幸せな社会にしたいと願っている。

明るい社会をつくろうとする信念は一緒なんですね。

ですから志ある人なら、気楽に参加できるわけです。

明社運動を始めたころはね、

「庭野は、何を言っているんだ」と言われたものです。

でも、実際やってみると、

知事さんや市長さんが

喜んで明るい社会づくりに参加、協力してくださる。

教育者や福祉関係の皆さんも参加してくださる。

徐々に地域レベルへと活動が進み、

今日まで皆さんが手をつないでやってこられたわけです。  

 佼成新聞(1994年10月7日号に掲載記事より)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上の事を考える時に,

「明るい社会づくり運動と世界宗教者会議は、車の両輪ですよ。」と、

おしゃっている事が太変よく理解出来ます。


しかし、現実はどうでしょうか。

私は「片手落ちではないだろうか。」と考えています。


世界宗教者平和会議(WCRP)と、

明るい社会づくり運動の起因とを再確認し、

バランスの取れた活動にして行く事が、

庭野日敬師の願いにお応えする事ではないでしょうか。


お互い様に、

様々なご苦労があると思いますが精進・努力して行きたいと思います。


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