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・庭野日敬氏の提唱した世界宗教者平和会議と明るい社会づくり運動(2) [インタネット講座「拓塾」]

・庭野日敬氏の提唱した世界宗教者平和会議と明るい社会づくり運動(2)

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「明るい社会づくり運動と世界宗教者会議は、車の両輪ですよ。」

この言葉を、私に事あるごとに繰り返し言って下さったのは、

元・世界宗教者平和会議(WCRP)の初代事務局長をなさった大島浩之氏(故人)でした。


大島浩之氏(故人)は、

庭野日敬師がカトリック第2バチカン公会議に招待され、

教皇パウロ六世に謁見したときの感動から、

世界のすべての宗教を網羅し、

全宗教者が平和のテーブルに着く世界会議の開催を願って奔走し、

世界宗教者平和会議(WCRP)を軌道に乗せる時の事務局長をなさり、

後に、明るい社会づくり運動事務局長をなさり、

皇太子殿下並びに妃殿下(第六回明るい社会づくり運動全国大会)、

常盤宮殿下並びに妃殿下(第七回明るい社会づくり運動全国大会)など、

明るい社会づくり運動に皇室をお迎えするなどの尽力を尽くし、

庭野日敬師の心情をよくご存じの方の一人でした。


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庭野日敬師は大島浩之氏(故人)との対談でも、以下の事を述べています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

庭野日敬師-

 今から約三十年前というと、

日本人がエコノミックアニマルと書われ始めたころじゃなかったかな。

経済発展ばかり考えて宗教や倫理を無視する人たちというので、

ある外国の政治家がそのように呼んだと聞いています。

外国へ行きますと、

日本のことを「背骨のない巨人」とか、いろいろな呼び方をしている。

だからWCRP(世界宗教者平和会議)の

基礎固めに走り回っているうちに、

これは足元の日本もしっかりしなければ-というのが、

そもそもの動機といえるかもしれません。

加えて日本人は、宗教を堅苦しいものと感じているんです。

ただ、宗教には参加しにくいが、

明るい社会づくりなら気楽に参加できるというところがある。

つまり、すべての国民がそれぞれの信念や信仰の本義に目覚め、

それに基づく生き方で思いやりのこもった

心豊かな社会をつくっていくのが究極の願いです。

そこに行く道として明社運動が始まったわけです。

例えば、県知事なら、

明るく住みよい県をつくりたいという理想がある。

それと同様に、私たち宗教者もお互いに手をとり合い、

幸せな社会にしたいと願っている。

明るい社会をつくろうとする信念は一緒なんですね。

ですから志ある人なら、気楽に参加できるわけです。

明社運動を始めたころはね、

「庭野は、何を言っているんだ」と言われたものです。

でも、実際やってみると、

知事さんや市長さんが

喜んで明るい社会づくりに参加、協力してくださる。

教育者や福祉関係の皆さんも参加してくださる。

徐々に地域レベルへと活動が進み、

今日まで皆さんが手をつないでやってこられたわけです。  

 佼成新聞(1994年10月7日号に掲載記事より)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上の事を考える時に,

「明るい社会づくり運動と世界宗教者会議は、車の両輪ですよ。」と、

おしゃっている事が太変よく理解出来ます。


しかし、現実はどうでしょうか。

私は「片手落ちではないだろうか。」と考えています。


世界宗教者平和会議(WCRP)と、

明るい社会づくり運動の起因とを再確認し、

バランスの取れた活動にして行く事が、

庭野日敬師の願いにお応えする事ではないでしょうか。


お互い様に、

様々なご苦労があると思いますが精進・努力して行きたいと思います。


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