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・今こそ、常不軽菩薩の礼拝行で-庭野日敬氏のお言葉 [庭野日敬師の言葉]

・今こそ、常不軽菩薩の礼拝行で-庭野日敬氏のお言葉

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こんばんは[ぴかぴか(新しい)]

私の住んでいる甲府市の周辺の山々は、萌黄に染まり春の芽吹きを感じる季節になってきました。

皆さんのところはいかがですか、

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

私は、庭野日敬氏の著書を拝読させていただく時に、心で読ませていただきます。

どういった事かと言いますと、理論・理屈だけ理解しようとすると、どうしても無理が生じるからです。

私の母が生前にこんな事を言っていました。

「佼成会さんの人は、新聞や機関誌に書いてある事と、やっている事が違うので戸惑う事がある。」

私の母は全く耳が聞こえない状態でしたので、佼成会さんの教えは文字でしか理解する事が出来ませんでした。

ですので、新聞や機関誌に書いてある事がすべてです。

しかし、実際は新聞や機関誌に書いてある事と、現実の活動で行われている事に食い違いが生じている事に、戸惑いを感じていたのだと思います。

どうゆう事かといますと、法華経の教えの中にはどうしても理論や理屈だけでは、解決がつかない事が多々出て来ます。

すると「そんな事むり」とか「そんな事いったって」になってしまい空理空論に終わってしまいがちになります。

ところが、法華経をこころ(心眼)で拝読させていただくと、不思議と気持ちがストーンを落ちます。

そこが、理解出来るのか、否かが、大切な分かれ道になると思います。

そんな現実の中でも、私の母は庭野日敬氏の教えを大切に持ち続けていたお陰様で、今の私がいるのだと思います。

そんな母に感謝しております。

さて、イスラエルの紛争やウクライナの戦争等の影響で世の中が大混乱している中で、今こそ、常不軽菩薩の礼拝行が最も大切になるのではないでしょうか。

皆さんは、常不軽菩薩の礼拝行はすでにご存知だと思います。

常不軽菩薩の礼拝行について考える時に、己の身を隠し、何もせずにジッーとしている事は、庭野日敬氏の教えや、法華経の観点から考えると私は、相応しくないと考えています。

もう一度、庭野日敬氏の説く常不軽菩薩の礼拝行について、再確認させていただくと共に、常不軽菩薩の実践行を再点検していきたいと考えて、庭野日敬氏の著書の瀉瓶無遺の中から、常不軽菩薩の礼拝行についてご紹介いたします。


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常不軽菩薩の礼拝行

瀉瓶無遺  佼成出版社 発行:1993.11  P255~256



常不軽菩薩の礼拝行でいちばん大切なのは、

まず相手の仏性を信じきる事です。

それがなくては、相手の胸に響かないのです。

人びとを仏道に引き入れる菩薩の行は、

まず、人びととの縁をもつことから始まります。


そして菩薩は、

人をひきつける四つの美点、四つの手だてをもたなくては、

ならないと示されています。

それが前にもふれました菩瞳の四摂法といわれるものです。


繰り返しますが、

まず第一に菩薩たるものは布施の心をもたなくてはなりません。

真理について教えてあげたり、

財を施したりする行為でこれが布施摂です。


そして二番めに、

思いやりのこもったやさしい言葉をかけることです。

これが愛語摂です。


三番めは、自分の毎日の生き方をとおして、

「信仰すると、あんなに大らかな気持ちになれるのか」と

周囲の人びとを感化してしまうことでこれが利行摂です。


そして四番めとして、柏手と同じ立場に立てること。

たとえは秋の収穫で忙しいときなら、

いっしょに田んぼに入って稲を刈るのを 手伝って

心を通い合をていくというような行為、

あるいはまた、家族が悲しみにくれる葬儀を

親身になって手伝ってあげるといった行為でこれが同事摂です。


こうして、人の心と心が本当に触れ合い、

人の苦しみに共感できるになってこそ、

真の礼拝行といえると思うのです。



瀉瓶無遺 佼成出版社 発行:1993.11
瓶の水を一滴も残さず次の瓶に移すように、立正佼成会の教えを次の世代に伝えたいという願いが、書名『瀉瓶無遺(しゃびょうむい)』にこめられています。仏教徒として、佼成会員として守り伝えるべき信仰の核心について、信仰者の毎日の行の一つひとつについて、具体的に説き示されています。


常不軽菩薩とは:法華経・常不軽菩薩品に説かれる菩薩で、釈尊の前世の姿であったとされる。
常不軽菩薩は自身が誹謗され迫害されても、他人を迫害するどころか、仏法に対する怨敵などと誹謗し返さなかった。この常不軽菩薩の精神や言動は、宗派を問わず教理を越えて、仏教徒としての原理的な行動・言動の規範としてよく紹介引用される。常不軽菩薩 - Wikipedia

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イスラエルやウクライナの戦争の影響で、世の中が大混乱しています。

その中で、喘ぎ・苦しみ・悩んでいる方々が、

貴方には見えますか。

その悩み・苦しみを感じるとる事が出来ますか。

今こそ、常不軽菩薩の礼拝行について

庭野日敬氏の思いや願いを再確認していきたいと思います。

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