幸福の処方-庭野日敬師のお言葉 [明るい社会づくり運動のポイント]
幸福の処方-庭野日敬師のお言葉
今年の元旦に起きた能登半島地震のその後の大雨災害の事は気掛かりでなりません。
・また連日連夜、報道されていますウクライナとロシアの事もイスラエルとハマスの事も気がかりでなりません。
私たちは、幸せになる事を自ずと求めて行きます。
しかし、その幸せにはさまざまな種類があり、それぞれの人がどのように幸せを感じるかは、価値観や経験によって異なって来ます。
例えば、一般的に考えられる幸せとはどんな事なのかを考えてみました。
1. 瞬間的な幸せ (短期的な幸せ)
一時的な感情の高まりや喜びを感じるもの。
例:
・美味しい食事を楽しむ。
・好きな音楽を聴く。
・プレゼントをもらう。
メリット:気分をリフレッシュさせたり、日常に彩りを与える。
2. 持続的な幸せ (長期的な幸せ)
安定した満足感や安心感を伴うもの。
例:
・家族や友人との良好な関係。
・安定した生活やキャリア。
・自分の価値観に基づく生き方。
メリット:精神的な安定感と満足感をもたらす。
3. 自己実現による幸せ
自分の可能性を追求し、目標を達成することで得られる満足感。
例:
・学び続けることやスキルの向上。
・プロジェクトや夢を達成すること。
・他者に貢献する活動を行うこと。
メリット: 自信や自己価値感を高める。
4. つながりから生まれる幸せ
他者との関係や社会とのつながりから得られるもの。
例:
・愛情や友情。
・チームワークやコミュニティ活動。
・誰かを助けたり、感謝される体験。
メリット:孤独感を軽減し、感情的な支えを得られる。
5. 心の平穏による幸せ
外部の状況に影響されない内面的な平和感。
例:
・瞑想やマインドフルネス。
・自然の中でリラックスする時間。
・今この瞬間を楽しむ姿勢。
メリット:ストレスの軽減や自己肯定感の向上。
6. 感謝の気持ちからくる幸せ
自分が持っているものや経験したことに感謝することで得られる充足感。
例:
・日記に感謝の言葉を書く。
・日常の小さな喜びに気づく。
メリット: ポジティブな視点を育む。
7. 挑戦することで得られる幸せ
困難を乗り越えるプロセスや達成感から得られるもの。
例:
・新しいことに挑戦して成功する。
・自分の限界を超える経験をする。
メリット:自己成長や達成感を得られる。
どの幸せも大切であり、そこに甲乙はつけがたいものだと思います。その事をバランスよく体験することで豊かな人生を築くことが出来るのだと思います。
どんな幸せをより大切にしたいか、考えてみるのも良いかもしれませんね!
さて、そんな幸せ感の中で、庭野日敬師はこんな事を言っています。
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幸福の処方
以上、人間の幸福についていろいろ考えてきましたが、あまりにも基本的条件の考察に過ぎて、それを日常生活のうえにどう生かせぱよいかということに、とまどいを感じられる大もおおいかと察せられます。まことに、どうして幸福に暮らすかということほど、人閥にとって重大な関心事はありません。人生のあらゆる幸福を放棄して出家されたはずの釈尊にさえ、つぎのような挿話があります。
失明した弟子の阿那律が、あるとき僧房のなかにひとりすわって、衣のほころびを縫おうとしていました。だが、針の穴に糸を通すことが出来ません。そこで、おもわずひとりごとをいいました。「もろもろの世間の幸福を求めようと欲するものよ。わたしのために針に糸を通して、功徳を積むがよい」
すると、入口のほうからかれのそばに歩み寄ってきた大があって、「さあ、その針と糸をよこしなさい。功徳を積ませていただきたい」というのでした。その声はまさしく釈尊の声であったのです。阿那律は驚き、恐縮して、平におことわりしましたが、釈尊はその手から針と糸をとって、通してやりながら、「わたしにも功徳を積ませてくれるがよい。世間の人はのこらず幸福を求めているのだが、阿那律よ、わたしほど真剣に幸福を求めているものはないのだよ」とおっしやいました。
もとより、釈尊の求められた幸福は、一般世問の大の求める幸福より、はるかに次元の高いものには相違なかったのでしょうが、しかし、だれよりも莫剣に幸福を求めているのだというそのおことばには、深く打たれざるをえません。
われわれも、真剣に幸福を求めたいものであります。わたしもこれまでおおぜいの大に話をし、いろいろ文章も書いてきましたか、それらもすべて、自分およびすべての人の幸福のためでありました。そこで、いままでいろいろ話したり書いたりした幸福の処方を、あるいはダイジェストし、あるいは改訂を加えて、ここに集成しておきたいとおもいます。この本に書いた幸福の諸条件とよく読み合わせていただければ、きっとお役に立つことと信じます。どうか、このなかから、
あなたに適した処方を随意に選びだしていただきたいとぞんじます。
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私は、幸せになる一つの道筋として「陰徳を積ませていただく」と言う事を教えていただいています。
どうゆう事かと言いますと、陰徳を積むという考えは、他者に知られることなく善行を行うことで、自分自身の徳を高め、心の平穏や幸せを得るというものです。この概念は、古代から日本や東洋思想の中で重視されており、真の幸せを追求する方法として知られています。
陰徳の意味と重要性
・陰徳とは、他人に気づかれないように善行を積むこと。
・外見や評価を求めず、純粋な善意から行動することが強調されます。
・これは、偽善を避けるだけでなく、自分の内面的な成長と徳を高めるための手段です。
微力ながら、そんな事を心掛けています。
~ ~ ~ ~ ~
いかがでしょうか。
貴方(貴女)の心には、どのように響きましたか。
信仰とは、こころに響き(感受)がとても大切になります。
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・「拓塾」は実践的理論追求の場であり、活動体である。単なる情報提供、教養を身につける場ではなく、自己改革(自分づくり)の場であり、社会改革(社会づくり)を実践的に促進する場である。
インターネット講座 拓塾 -行動指針
一、自修自得:自修自得を基本として切磋琢磨・自己改革をはかる。
一、先駆開拓:進取の気性・開拓精神・意欲を養ない、時代の先駆けとなる。
一、知行合一 : 知識は行動してはじめて意義がある。 行動につながる学び方を身につける。
今年の元旦に起きた能登半島地震のその後の大雨災害の事は気掛かりでなりません。
・また連日連夜、報道されていますウクライナとロシアの事もイスラエルとハマスの事も気がかりでなりません。
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私たちは、幸せになる事を自ずと求めて行きます。
しかし、その幸せにはさまざまな種類があり、それぞれの人がどのように幸せを感じるかは、価値観や経験によって異なって来ます。
例えば、一般的に考えられる幸せとはどんな事なのかを考えてみました。
1. 瞬間的な幸せ (短期的な幸せ)
一時的な感情の高まりや喜びを感じるもの。
例:
・美味しい食事を楽しむ。
・好きな音楽を聴く。
・プレゼントをもらう。
メリット:気分をリフレッシュさせたり、日常に彩りを与える。
2. 持続的な幸せ (長期的な幸せ)
安定した満足感や安心感を伴うもの。
例:
・家族や友人との良好な関係。
・安定した生活やキャリア。
・自分の価値観に基づく生き方。
メリット:精神的な安定感と満足感をもたらす。
3. 自己実現による幸せ
自分の可能性を追求し、目標を達成することで得られる満足感。
例:
・学び続けることやスキルの向上。
・プロジェクトや夢を達成すること。
・他者に貢献する活動を行うこと。
メリット: 自信や自己価値感を高める。
4. つながりから生まれる幸せ
他者との関係や社会とのつながりから得られるもの。
例:
・愛情や友情。
・チームワークやコミュニティ活動。
・誰かを助けたり、感謝される体験。
メリット:孤独感を軽減し、感情的な支えを得られる。
5. 心の平穏による幸せ
外部の状況に影響されない内面的な平和感。
例:
・瞑想やマインドフルネス。
・自然の中でリラックスする時間。
・今この瞬間を楽しむ姿勢。
メリット:ストレスの軽減や自己肯定感の向上。
6. 感謝の気持ちからくる幸せ
自分が持っているものや経験したことに感謝することで得られる充足感。
例:
・日記に感謝の言葉を書く。
・日常の小さな喜びに気づく。
メリット: ポジティブな視点を育む。
7. 挑戦することで得られる幸せ
困難を乗り越えるプロセスや達成感から得られるもの。
例:
・新しいことに挑戦して成功する。
・自分の限界を超える経験をする。
メリット:自己成長や達成感を得られる。
どの幸せも大切であり、そこに甲乙はつけがたいものだと思います。その事をバランスよく体験することで豊かな人生を築くことが出来るのだと思います。
どんな幸せをより大切にしたいか、考えてみるのも良いかもしれませんね!
さて、そんな幸せ感の中で、庭野日敬師はこんな事を言っています。
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幸福の処方
「庭野日敬著「人間への復帰」P169~171 佼成出版社
以上、人間の幸福についていろいろ考えてきましたが、あまりにも基本的条件の考察に過ぎて、それを日常生活のうえにどう生かせぱよいかということに、とまどいを感じられる大もおおいかと察せられます。まことに、どうして幸福に暮らすかということほど、人閥にとって重大な関心事はありません。人生のあらゆる幸福を放棄して出家されたはずの釈尊にさえ、つぎのような挿話があります。
失明した弟子の阿那律が、あるとき僧房のなかにひとりすわって、衣のほころびを縫おうとしていました。だが、針の穴に糸を通すことが出来ません。そこで、おもわずひとりごとをいいました。「もろもろの世間の幸福を求めようと欲するものよ。わたしのために針に糸を通して、功徳を積むがよい」
すると、入口のほうからかれのそばに歩み寄ってきた大があって、「さあ、その針と糸をよこしなさい。功徳を積ませていただきたい」というのでした。その声はまさしく釈尊の声であったのです。阿那律は驚き、恐縮して、平におことわりしましたが、釈尊はその手から針と糸をとって、通してやりながら、「わたしにも功徳を積ませてくれるがよい。世間の人はのこらず幸福を求めているのだが、阿那律よ、わたしほど真剣に幸福を求めているものはないのだよ」とおっしやいました。
もとより、釈尊の求められた幸福は、一般世問の大の求める幸福より、はるかに次元の高いものには相違なかったのでしょうが、しかし、だれよりも莫剣に幸福を求めているのだというそのおことばには、深く打たれざるをえません。
われわれも、真剣に幸福を求めたいものであります。わたしもこれまでおおぜいの大に話をし、いろいろ文章も書いてきましたか、それらもすべて、自分およびすべての人の幸福のためでありました。そこで、いままでいろいろ話したり書いたりした幸福の処方を、あるいはダイジェストし、あるいは改訂を加えて、ここに集成しておきたいとおもいます。この本に書いた幸福の諸条件とよく読み合わせていただければ、きっとお役に立つことと信じます。どうか、このなかから、
あなたに適した処方を随意に選びだしていただきたいとぞんじます。
^^^^^^^^^^^^^^^
私は、幸せになる一つの道筋として「陰徳を積ませていただく」と言う事を教えていただいています。
どうゆう事かと言いますと、陰徳を積むという考えは、他者に知られることなく善行を行うことで、自分自身の徳を高め、心の平穏や幸せを得るというものです。この概念は、古代から日本や東洋思想の中で重視されており、真の幸せを追求する方法として知られています。
陰徳の意味と重要性
・陰徳とは、他人に気づかれないように善行を積むこと。
・外見や評価を求めず、純粋な善意から行動することが強調されます。
・これは、偽善を避けるだけでなく、自分の内面的な成長と徳を高めるための手段です。
微力ながら、そんな事を心掛けています。
~ ~ ~ ~ ~
いかがでしょうか。
貴方(貴女)の心には、どのように響きましたか。
信仰とは、こころに響き(感受)がとても大切になります。
〇ご相談はこちらをクリックして下さい。 ⇒ クリック
インターネット講座 拓塾 - 塾 是
・「拓塾」は実践的理論追求の場であり、活動体である。単なる情報提供、教養を身につける場ではなく、自己改革(自分づくり)の場であり、社会改革(社会づくり)を実践的に促進する場である。
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一、自修自得:自修自得を基本として切磋琢磨・自己改革をはかる。
一、先駆開拓:進取の気性・開拓精神・意欲を養ない、時代の先駆けとなる。
一、知行合一 : 知識は行動してはじめて意義がある。 行動につながる学び方を身につける。
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