・バケツの穴をふさぐ ( 諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意 )-庭野日敬師のお言葉 [明るい社会づくり運動のポイント]
・バケツの穴をふさぐ ( 諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意 )-庭野日敬師のお言葉
・今年の元旦に起きた能登半島地震のその後の復興の事は気掛かりでなりません。
・また連日連夜、報道されていますウクライナとロシアの事もイスラエルとハマスの事も気がかりでなりません。
生かされている今に感謝して、微力ながらひとりでも多くの方の支えになれるように、今日も精進を重ねて参ります。
慌ただしい日々を過ごしている中で、庭野日敬師のお言葉は不思議と私に大きな気付きを与えてくれます。今日も、そんな一端を噛みしめてみたいと思います。
開 祖 さ ま 随 感
バケツの穴をふさぐ
仏教とはどんな教えかといえば、「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意」という言葉に尽きるといえましょう。
もろもろの悪をなさず、あらゆる善根功徳を積む。
それによって自分の心を浄める。
それが仏教であるというのです。
ある宗教学者は、前の二つ、諸悪莫作と衆善奉行は道徳律ともいえるが、それに「心を浄める」という一項目が加わって初めて宗教になるのだ、といわれています。
それに加えて私が注目するのは、「悪を行なわず」という言葉が「善をなす」という言葉の前に出ていることです。
そこに深い意味が込められていると思うのです。
たとえ善いことをしても、そのあと、また悪事に引き戻されてしまったのでは、なんにもなりません。
「決して再び悪事はすまい」という固い決心がなかったら、いくら善いことをしても、それは、たとえば穴のあいたバケツで水を汲むようなものです。
「諸悪莫作」が最初に示されているのは、つまりバケツの穴をふさぐことのほうが先決だ、と教えているのだといってもいいのではないでしょうか。
諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意とは
「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意」は、仏教の教えを端的に表した言葉で、「三つの戒め」とも呼ばれます。簡単に言うと、以下のような意味になります。
1. 諸悪莫作
「あらゆる悪い行いをしてはいけない」
他人を傷つけたり、迷惑をかけたりするような行動や言葉を避けましょう。
具体的には、嘘をついたり、盗みを働いたり、怒りを爆発させたりすることを戒めています。
2. 衆善奉行
「あらゆる善い行いを積極的に行いなさい」
他人に親切にしたり、助けたり、正しい行動を心がけましょう。
善い行いは、自分だけでなく、周りの人々の幸せにもつながります。
3. 自浄其意
「自分の心を清らかに保ちなさい」
心の中で悪い考えが生まれそうになったら、それに気づいて改めること。
欲や怒り、妬みなどの感情をコントロールして、穏やかで正しい心を持つことを大切にします。
この教えの本質は、「悪いことをせず、良いことをして、自分の心を磨く」というシンプルな実践です。これは誰にでも取り組める普遍的な指針であり、特定の宗教や文化を超えて、日々の生活に役立つ考え方といえます。
いかがでしょうか。
例えば、どんな素晴らしい活動を行っていても、ふっとしたことで一生を台無しにてしまう方を目にすることがあります。庭野日敬師は、その事を「バケツの穴をふさぐこと」と引用して下さっています。
具体的に言いますと、明るい社会づくり運動の活動ではいかがでしょうか。
末端の会員さんたちは、本当に真心を込めて一生懸命に活動をして下さっています。
その方々の活動を、本当に大切にしているでしょうか。
どこかで、バケツに穴が開いている事に気付いていませんか、
こころ静かかに、振り返ってみたいと思います。
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インターネット講座 拓塾 - 塾 是
・「拓塾」は実践的理論追求の場であり、活動体である。単なる情報提供、教養を身につける場ではなく、自己改革(自分づくり)の場であり、社会改革(社会づくり)を実践的に促進する場である。
インターネット講座 拓塾 -行動指針
一、自修自得:自修自得を基本として切磋琢磨・自己改革をはかる。
一、先駆開拓:進取の気性・開拓精神・意欲を養ない、時代の先駆けとなる。
一、知行合一 : 知識は行動してはじめて意義がある。 行動につながる学び方を身につける。
・今年の元旦に起きた能登半島地震のその後の復興の事は気掛かりでなりません。
・また連日連夜、報道されていますウクライナとロシアの事もイスラエルとハマスの事も気がかりでなりません。
生かされている今に感謝して、微力ながらひとりでも多くの方の支えになれるように、今日も精進を重ねて参ります。
慌ただしい日々を過ごしている中で、庭野日敬師のお言葉は不思議と私に大きな気付きを与えてくれます。今日も、そんな一端を噛みしめてみたいと思います。
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開 祖 さ ま 随 感
バケツの穴をふさぐ
1971年(昭和46年)庭野 日敬 著 『開祖随感』(佼成出版社) より
仏教とはどんな教えかといえば、「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意」という言葉に尽きるといえましょう。
もろもろの悪をなさず、あらゆる善根功徳を積む。
それによって自分の心を浄める。
それが仏教であるというのです。
ある宗教学者は、前の二つ、諸悪莫作と衆善奉行は道徳律ともいえるが、それに「心を浄める」という一項目が加わって初めて宗教になるのだ、といわれています。
それに加えて私が注目するのは、「悪を行なわず」という言葉が「善をなす」という言葉の前に出ていることです。
そこに深い意味が込められていると思うのです。
たとえ善いことをしても、そのあと、また悪事に引き戻されてしまったのでは、なんにもなりません。
「決して再び悪事はすまい」という固い決心がなかったら、いくら善いことをしても、それは、たとえば穴のあいたバケツで水を汲むようなものです。
「諸悪莫作」が最初に示されているのは、つまりバケツの穴をふさぐことのほうが先決だ、と教えているのだといってもいいのではないでしょうか。
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諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意とは
「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意」は、仏教の教えを端的に表した言葉で、「三つの戒め」とも呼ばれます。簡単に言うと、以下のような意味になります。
1. 諸悪莫作
「あらゆる悪い行いをしてはいけない」
他人を傷つけたり、迷惑をかけたりするような行動や言葉を避けましょう。
具体的には、嘘をついたり、盗みを働いたり、怒りを爆発させたりすることを戒めています。
2. 衆善奉行
「あらゆる善い行いを積極的に行いなさい」
他人に親切にしたり、助けたり、正しい行動を心がけましょう。
善い行いは、自分だけでなく、周りの人々の幸せにもつながります。
3. 自浄其意
「自分の心を清らかに保ちなさい」
心の中で悪い考えが生まれそうになったら、それに気づいて改めること。
欲や怒り、妬みなどの感情をコントロールして、穏やかで正しい心を持つことを大切にします。
この教えの本質は、「悪いことをせず、良いことをして、自分の心を磨く」というシンプルな実践です。これは誰にでも取り組める普遍的な指針であり、特定の宗教や文化を超えて、日々の生活に役立つ考え方といえます。
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いかがでしょうか。
例えば、どんな素晴らしい活動を行っていても、ふっとしたことで一生を台無しにてしまう方を目にすることがあります。庭野日敬師は、その事を「バケツの穴をふさぐこと」と引用して下さっています。
具体的に言いますと、明るい社会づくり運動の活動ではいかがでしょうか。
末端の会員さんたちは、本当に真心を込めて一生懸命に活動をして下さっています。
その方々の活動を、本当に大切にしているでしょうか。
どこかで、バケツに穴が開いている事に気付いていませんか、
こころ静かかに、振り返ってみたいと思います。
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・「拓塾」は実践的理論追求の場であり、活動体である。単なる情報提供、教養を身につける場ではなく、自己改革(自分づくり)の場であり、社会改革(社会づくり)を実践的に促進する場である。
インターネット講座 拓塾 -行動指針
一、自修自得:自修自得を基本として切磋琢磨・自己改革をはかる。
一、先駆開拓:進取の気性・開拓精神・意欲を養ない、時代の先駆けとなる。
一、知行合一 : 知識は行動してはじめて意義がある。 行動につながる学び方を身につける。
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