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・個人主義と利己主義-庭野日敬氏のお言葉 [庭野日敬師の言葉]

・個人主義と利己主義-庭野日敬氏のお言葉

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こんばんは。

今日は午後2時過ぎ頃から、おてんとうさまがぐんぐんと勢力をまして来ました。気温も30度を越えてしまいました。しかし。おてんとうさまが隠れとずいぶんと過ごしやすくなりました。

そんな日々の移り変わりを味わっていますと、月日の流れは早いもので6月も今日は11日になります。年令を重ねて来ますとさらに早く感じます。

今年の元旦に起きた能登半島地震のその後の復興の事は気掛かりでなりません。

また連日連夜、報道されていますウクライナとロシアの事もイスラエルとハマスの事も気がかりでなりません。

そんな時期に、庭野日敬氏のお言葉を目にしましたので掲載をさせていただきました。

もう半世紀程前の、開祖随感の中でおしゃっている事ですが、不思議と今でも当てはまる事が多いのではないでしょうか。


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開 祖 さ ま 随 感

      
1975年(昭和50年)庭野 日敬 著 『開祖随感』 (佼成出版社) より


個人主義と利己主義

現代は個人主義の時代といわれます。

個人主義というと、

独善的で自分のことしか考えない主義のように考えられがちですが、

本当の個人主義は、

一人ひとりの人間の主体性を尊重し、

互いに他人に迷惑をかけないという考え方、生き方です。


ところが現在の日本の個人主義は、

他人に迷惑をかけてはならないといった配慮はまったくなく、

ただ自分さえよければいいという生き方を

個人主義と勘違いしている人が多いように思うのです。


他人や全体のことを考えない自分本位は、

個人主義ではなく、利己主義です。


利己主義というと、

自分の利益のためには人を蹴落(けお)としてもかまわないといった、

あこぎな生き方を考えますが、

それだけでなく、自分の幸せ、一家の幸せだけを考えて

人のことまで心配している暇(ひま)はない、

と考えるのもまた利己主義です。


うっかりすると私たちはすぐその利己主義に陥ってしまうのですが、

お釈迦さまは逆に、

自分の幸せを守りたかったら人さまの幸せを考えなさい、

と教えるのです。


不思議なことに、

それによって知らぬまに自分が幸せになってしまうのです。

教えどおり実践してみると必ずそれが分かります。


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いかがですか。

あなたには、どのように響きましたか。


私は、どうしても自分自身の足元を振り帰ります。

「どこまで、庭野日敬氏の言っていることができている自分なのか・・・・・・・、」

反省することが多い私ですが、このことをこころにおいて日々新たに精進を重ねていきます。



お互い様に頑張りましょう。



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