・明るい社会づくり運動の基本を見直そう、① | 庭野日敬法話選集より、 [インタネット講座「拓塾」]
・明るい社会づくり運動の基本を見直そう、① | 庭野日敬法話選集より
おはようございます。
インフルエンザとコロナワクチンの予防接種の予約をしていました。
そこで、先日予約時間に病院に行きました。すると駐車場に車が入らない程に、待合室も順番待ちに人で一杯の人でした。
何事が起こったのかと、思いましたがインフルエンザとコロナの感染が広がっているようで、大混雑になってしまったようでした。
そこで、改めて予約時間を変更して無事に接種を済ませました。
こんな事もあるもんだ、と思いつつ家路に着きました。
今夜から寒くなって来るようです。体調に気を付けながらお過ごし下さい。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
庭野日敬氏の著書であります、庭野日敬法話選集を拝読させていただきました。
何冊かある中で今回は法話選集6を手に取りました。
その内容は、国連軍縮特別総会に出席する事になる経緯から、世界宗教者平和会議に至る経緯や、その為の庭野日敬氏の理念・平和への実践、等がとてもわかりやすく書かれています。
初心者の方でも、よく理解出来るように丁寧に書かれています。
その中に、何か所も明るい社会づくり運動の活動の在り方に付いても触れています。
私が気になった個所をこれから順次、ご紹介いたします。
庭野日敬法話選集 6 世界平和-理念と行動 P242
平和運動について、
現在の日本の平和運動をみますと、私どもには、なかなか理解できないことがあるようです。平和運動の中に、もし、指導権争いとか、自己の主張だけを振り回すようなことがあれば、平和運動はゆがめられ、誤った方向に陥ってしまいます。これは運動の当事者が、あまりにも唯物史観に偏るため起こることではないかと考えます。
唯物思想や物質尊重の考えだけでは、ほんとうの平和は得られません。心の平和こそ、何よりたいせつであり、すべての平和運動は、ここから出発すべきものです。
仏法では〃物心一如〃と言って、物質と精神がどちらにも偏らないで、一体となることが、理想の境地であると説いています。また、他人のいぅことに耳をかさないで、自分のことばかり主張するようでは、争いが絶えません。
かえって、平和を乱すもとをつくることになります。意見が対立したり、理解がいかぬ場合は、納得のいくまで話し合うことがたいせつです。
現代の社会では、自分独りでは生きられません。
多くの人々の相互の助け合いと、社会の秩序が必要です。自分も他人もすべて、つながりをもち一体であるという境地に目覚めることが〃自他一体観〃です。
党利党略にとらわれて、〃真実〃を見失うようでは、平和を口にする資格はないでしょぅ。
〃物心一如〃といえ〃自他一体観〃といえ、釈尊が二千書年前に、われわれに説かれた真理です。大衆の先頭に立って、平和運動に挺身するような人こそ、物心一如の境地まで、自分自身を高め、自他一体観に目覚めなくてはなりません。
考えてみますと、
釈尊は、人に教えを説き、みずからも実践されたかたですから、世界で最も偉大な、最も古い平和運動家だと言えましょぅ。
本会も釈尊の教えを人々に及ぼし、個人の完成や社会、国家の平和境建設を目指して活動しているわけです。今日ほど、世界に平和が求められているときはありません。
ただ、口に平和を叫ぶだけでなく、すべての人々がおのれ自身を反省し、他と協調していくことがたいせつです。ひとりでも多くの人が仏法の本義に目覚めて、日々の中に実践していくことにょって、ほんとうの平和が開けてくるものと思います。
(昭和39年7月佼成新聞)
長い間、明るい社会づくり運動に接してきましたがとても重要な事をお話しています。その中で、最も重要な事は理や理屈ではなく実践の尊さを繰り返しお話していただいています。
今、何をしなくてはいけないのか。
今、何が出来るのかを真摯に受け止める事が求められる時期に来ている思います。
私は、これからの明るい社会づくり運動には、このような視点や感性を持ち合わせるリダーが必要不可欠だと思っています。
明るい社会づくり運動を提唱した、庭野日敬師の心情を思うと・・・・・・。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆
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おはようございます。
インフルエンザとコロナワクチンの予防接種の予約をしていました。
そこで、先日予約時間に病院に行きました。すると駐車場に車が入らない程に、待合室も順番待ちに人で一杯の人でした。
何事が起こったのかと、思いましたがインフルエンザとコロナの感染が広がっているようで、大混雑になってしまったようでした。
そこで、改めて予約時間を変更して無事に接種を済ませました。
こんな事もあるもんだ、と思いつつ家路に着きました。
今夜から寒くなって来るようです。体調に気を付けながらお過ごし下さい。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
庭野日敬氏の著書であります、庭野日敬法話選集を拝読させていただきました。
何冊かある中で今回は法話選集6を手に取りました。
その内容は、国連軍縮特別総会に出席する事になる経緯から、世界宗教者平和会議に至る経緯や、その為の庭野日敬氏の理念・平和への実践、等がとてもわかりやすく書かれています。
初心者の方でも、よく理解出来るように丁寧に書かれています。
その中に、何か所も明るい社会づくり運動の活動の在り方に付いても触れています。
私が気になった個所をこれから順次、ご紹介いたします。
庭野日敬法話選集 6 世界平和-理念と行動 P242
平和運動について、
現在の日本の平和運動をみますと、私どもには、なかなか理解できないことがあるようです。平和運動の中に、もし、指導権争いとか、自己の主張だけを振り回すようなことがあれば、平和運動はゆがめられ、誤った方向に陥ってしまいます。これは運動の当事者が、あまりにも唯物史観に偏るため起こることではないかと考えます。
唯物思想や物質尊重の考えだけでは、ほんとうの平和は得られません。心の平和こそ、何よりたいせつであり、すべての平和運動は、ここから出発すべきものです。
仏法では〃物心一如〃と言って、物質と精神がどちらにも偏らないで、一体となることが、理想の境地であると説いています。また、他人のいぅことに耳をかさないで、自分のことばかり主張するようでは、争いが絶えません。
かえって、平和を乱すもとをつくることになります。意見が対立したり、理解がいかぬ場合は、納得のいくまで話し合うことがたいせつです。
現代の社会では、自分独りでは生きられません。
多くの人々の相互の助け合いと、社会の秩序が必要です。自分も他人もすべて、つながりをもち一体であるという境地に目覚めることが〃自他一体観〃です。
党利党略にとらわれて、〃真実〃を見失うようでは、平和を口にする資格はないでしょぅ。
〃物心一如〃といえ〃自他一体観〃といえ、釈尊が二千書年前に、われわれに説かれた真理です。大衆の先頭に立って、平和運動に挺身するような人こそ、物心一如の境地まで、自分自身を高め、自他一体観に目覚めなくてはなりません。
考えてみますと、
釈尊は、人に教えを説き、みずからも実践されたかたですから、世界で最も偉大な、最も古い平和運動家だと言えましょぅ。
本会も釈尊の教えを人々に及ぼし、個人の完成や社会、国家の平和境建設を目指して活動しているわけです。今日ほど、世界に平和が求められているときはありません。
ただ、口に平和を叫ぶだけでなく、すべての人々がおのれ自身を反省し、他と協調していくことがたいせつです。ひとりでも多くの人が仏法の本義に目覚めて、日々の中に実践していくことにょって、ほんとうの平和が開けてくるものと思います。
(昭和39年7月佼成新聞)
長い間、明るい社会づくり運動に接してきましたがとても重要な事をお話しています。その中で、最も重要な事は理や理屈ではなく実践の尊さを繰り返しお話していただいています。
今、何をしなくてはいけないのか。
今、何が出来るのかを真摯に受け止める事が求められる時期に来ている思います。
私は、これからの明るい社会づくり運動には、このような視点や感性を持ち合わせるリダーが必要不可欠だと思っています。
明るい社会づくり運動を提唱した、庭野日敬師の心情を思うと・・・・・・。
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2024-02-08 21:33
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